ゴッドバレー編のロジャーって「因縁と絆を背負った男」だよね【ワンピース考察】

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ゴッドバレー編が描かれるにつれて、ロジャーという男の“本質”がますます浮き彫りになってきた。

昔から「自由」「冒険」「豪快」というイメージが強いキャラだけど、ゴッドバレー編を読むとそれだけじゃない。

むしろロジャーは、**因縁と絆、そして覚悟を背負った“時代を切り開く男”**なんだと強く感じる。

ここでは、ロックスとの因縁、ガープとの関係、そしてロジャー自身の覚悟について深掘りしてみる。

目次

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■ロジャーとロックス──“時代の壁”との激突

ゴッドバレー編の最大の見どころといえば、やっぱり ロジャー vs ロックス の構図。

しかも今回のロックスは、ただの海賊としてではなく、

**イム様の「ドミ・リバーシ」に操られた状態で暴走する“怪物”**として立ちはだかる。

本来でもロックスは世界最強クラスの海賊だったのに、

さらにイム様の力が重なって“制御不能の兵器”みたいな存在になってしまう。

そんな相手に対しても、ロジャーは一切怯まず真正面からぶつかる。

ここで見えるのは、

「時代の壁にぶつかっても絶対に引かないロジャーの気質」。

若い頃からロックスに憧れも恐怖も抱かず、ただ“自分の道”を通す。

ゴッドバレーの戦いは、ロジャーが

“海賊王になる男の器”を証明した瞬間でもある。

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■ガープとの共闘──海賊×海軍の奇跡

もう一つ見逃せないのが、

ロジャーとガープの共闘という胸熱展開。

海賊と海軍なんて、普通なら絶対に協力しない関係。

でもゴッドバレーだけは例外だった。

ロックスの暴走、天竜人の危機、島の崩壊。

そんな極限状態の中で、ロジャーとガープは

背中を預ける“戦友”のように戦った。

もちろん二人は根本的には対立する立場のまま。

だがロジャーは“人を守るため”なら利害を超える男で、

ガープも“正しいと思う行動”を優先する男。

だからこそ、二人はゴッドバレーでだけ手を組めた。

ロジャーが「ガープなら背中を預けられる」と信じられたのは、

互いの“芯”が同じ方向を向いていたからだ。

これは後の「宿敵同士の関係」に繋がる伏線でもある。

■ロジャーが背負っていたもの──“自由”だけじゃない

ゴッドバレー編を見ると、

ロジャーの目的は“冒険”や“自由”だけじゃないと感じる。

子どもたち、奴隷、一般人、海賊仲間、そしてガープ。

ロジャーは大切なものが増えるたびに、自分に課す“責任”も増えていった。

彼はただの破天荒キャラではなく、

「背負う覚悟」が異常に強い人間だとわかる。

だからこそ、

  • イム様に操られたロックスという“運命の壁”
  • ガープという“宿敵であり戦友”
  • 世界の裏側で動き続ける巨大な闇

その全部に正面から挑むことができた。

ロジャーの強さは覇気や才能だけじゃなく、

背負うものを背負い切る精神の強さにある。

■まとめ:ロジャーは“因縁と絆を背負った男”

ゴッドバレー編のロジャーを見て一番感じるのはこれだ。

**ロジャーは因縁を正面から受け止め、

絆を守り、責任を背負う男。**

ロックスという時代の壁に立ち向かい、

ガープというライバルと共闘し、

誰よりも重い覚悟を持って進む男。

だからこそロジャーは“海賊王”になった。

**頂点になったんじゃなく、“頂点になる道を選んだ男”**なんだよね。

これからの回想で、ロジャーの“真意”がどこまで描かれるのか楽しみすぎる。

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