目次
ワンピース最強キャラクターTOP30(エッグヘッド編終了時点)
エッグヘッド編までのあらすじ
ワノ国での激闘を経て四皇カイドウとビッグ・マムが倒れ、世界情勢は大きく動き出します。世界会議(レヴェリー)ではアラバスタ国王コブラ暗殺事件が発生し、その直後にはなんとある王国が地図から抹消されるという衝撃的な事件まで起こりました。そんな中、麦わらの一味は“未来島”エッグヘッドを訪れ、天才科学者Dr.ベガパンクと出会います。だがそこへCP0(サイファーポールNo.0)のルッチたちがベガパンク抹殺のため襲来し、一味はベガパンクを守って大混戦に突入!さらに海軍大将黄猿(ボルサリーノ)や五老星サターン聖まで島に乗り込み、未来島はまさに大乱戦の様相を呈しました。
エッグヘッド島編のクライマックスでは、“麦わらの”ルフィが伝説の戦士“太陽の神ニカ”として覚醒し、その影響で島中の海兵や強敵たちを覇気で次々に気絶させるという驚異的なシーンも描かれました。激戦の末、麦わらの一味はベガパンクを連れて島を脱出しますが、この「エッグヘッド事件」は後に世界を揺るがす大ニュースとなります。そして物語はいよいよ最終章へ──。そんな最新エッグヘッド編までの情報を踏まえ、現在判明している“最強”キャラクターTOP30をランキング形式で発表します!戦闘力はもちろん、知略や影響力といった要素も加味した総合的な強さランキングです。それではいってみましょう。
第1位 イム
ワンピース世界の玉座に座する謎の存在にして、世界政府の“真の王”と目される人物・イムが堂々の第1位です。表舞台には決して姿を現さず五老星さえも膝を屈する絶対的存在ですが、その力はまさに規格外。なんとエッグヘッド編では、彼の放ったと思われる謎のレーザー兵器により、一つの王国が一瞬にして跡形もなく消滅させられてしまいました。この島消滅は政府に「そんな島は初めから存在しない」と隠蔽されるほど恐ろしい出来事でした。世界を影から支配し、歴史さえも握り潰すイムの権威と破壊力は、現時点で他の追随を許さない最強クラスと言えるでしょう。戦闘シーンこそ明かされていないものの、「世界そのもの」を意のままにできる影響力込みで考えれば、まさに別格の存在です。
第2位 モンキー・D・ルフィ(太陽の神ニカ)
我らが主人公モンキー・D・ルフィが堂々の2位にランクイン!四皇の一角として“麦わらのルフィ”の名を世界中に轟かせる彼ですが、その戦闘力は今や伝説級です。ワノ国編の鬼ヶ島決戦では、死闘の末についに百獣のカイドウを打ち破り、カイドウ自身に「待ち望んだ“ジョイボーイ”だった」と認めさせました。この勝利によりルフィの懸賞金は30億ベリーに跳ね上がり、新たな“四皇”として君臨しています 。さらにエッグヘッド編では、“伝説の戦士”とされるニカの力を宿したギア5(ギアフィフス)に覚醒。想像を超えるゴムの性質と“解放の戦士”の能力で、黄猿や五老星サターン聖すら圧倒しかねない底知れぬ力を発揮しました。ルフィは純粋な戦闘力に加え、そのカリスマ性で周囲を惹きつける影響力も絶大です。世界政府が最も警戒する「Dの意志」を継ぐ男として、物語の中心に立つ“最強”の海賊と言って差し支えないでしょう。
第3位 “赤髪”のシャンクス
続いては四皇の風格漂う大海賊、“赤髪”のシャンクスが第3位にランクイン。ルフィの憧れでもある彼は、戦闘描写こそ多くないものの、その随所で圧倒的な実力を見せつけています。なんといっても衝撃だったのが、エルバフ近海でルーキーのキッド海賊団を一撃で壊滅させた場面。シャンクスは伝説の大技「神避(かむさり)」を放ち、ユースタス・キッドとキラーを一太刀で戦闘不能にしました 。多数の部下ごと強敵を瞬時に沈黙させるその強さは、さすが“四皇”と唸るほかありません。また、ワノ国編終盤では遠く離れた海上から放った覇王色の覇気で海軍大将を威圧し、撤退させています 。剣術と覇気を極めたシャンクスの戦闘力は四皇随一との呼び声も高く、本人の統率力・影響力も計り知れません。世界最強クラスの覇者として、第3位にふさわしい存在でしょう。
第4位 マーシャル・D・ティーチ(黒ひげ)
第4位は闇の帝王**“黒ひげ”マーシャル・D・ティーチ**。異例にも2つの悪魔の実の能力を宿す稀代の怪物です。闇闇の実の引力と無限の闇、そしてグラグラの実の世界を揺るがす地震攻撃という、通常ありえない二刀流パワーを手に入れており、これはワンピース世界でも前代未聞の所業です 。頂上戦争では白ひげの力を奪い、黒ひげ海賊団を率いて瞬く間に“四皇”の座に上り詰めました。その野心も人一倍で、現在もさらなる悪魔の実を狙っているという噂も絶えません。エッグヘッド編までには、ハートの海賊団を奇襲してトラファルガー・ローを撃破するなど、その強さと狡猾さで着実に勢力を拡大しています。世界の“闇”を知り尽くす黒ひげの影響力も非常に大きく、これから物語最後に向けルフィの最大の宿敵として立ちはだかることでしょう。
第5位 サカズキ(赤犬)
炎熱地獄のごとき執念と火山のような力を持つ男、海軍元帥**サカズキ(赤犬)**が第5位です。マグマグの実の能力者である彼の攻撃力は凄まじく、かつての頂上戦争ではエースを焼き殺し、白ひげにも致命傷を負わせました。その実力は海軍内でも群を抜いており、2年前の大将同士の決闘では青雉クザンとの壮絶な10日間に及ぶ死闘を制しています 。この勝利により赤犬は海軍元帥の座に就き、今や海軍の頂点として絶対的な指揮権を握る存在です。正義に燃える苛烈な性格も相まって、彼の支配下にある海軍は以前にも増して強権的になっています。“力こそ正義”を地で行くサカズキの圧倒的な攻撃力と影響力は、まさに世界最強クラス。海賊からも恐れられるその名は、このランキングでもトップ5にふさわしいと言えるでしょう。
第6位 ジュラキュール・ミホーク
“鷹の目”ジュラキュール・ミホークが第6位にランクイン。世界最強の剣士と称されるミホークは、かつて鷹のような目で戦場を睥睨し、あの四皇シャンクスと刃を交えた伝説の剣豪です。その剣術は常識離れした域に達しており、かつてはゾロを小刀一本で完封したこともありました。頂上戦争でも白ひげ傘下のビスタや七武海モリアを相手に傷一つ負わさず戦い抜いています 。さらに驚くべきは、その懸賞金額。七武海撤廃後に下されたミホークの懸賞金はなんと35億9千万ベリーにも達し、現在の四皇であるルフィやバギーをも上回る世界最高水準でした 。ミホーク自身は飄々としていますが、その強さに目を付けたクロコダイルから誘われて手を組み、現在はバギー率いるクロスギルドの実質的な共同リーダー格でもあります。剣術の極致に至った男ミホークは、戦闘力では四皇級、影響力でも裏社会に睨みを利かせる存在としてランキング上位は確実でしょう。
第7位 モンキー・D・ドラゴン
革命軍総司令官にして“世界最悪の犯罪者”と恐れられる男、モンキー・D・ドラゴンが第7位です。海軍英雄ガープを父に、麦わらのルフィを息子に持つドラゴンは、血筋だけでなく本人も規格外。世界政府を倒さんと各地で革命の狼煙を上げ、彼の率いる革命軍は政府にとって海賊以上に脅威的な存在となっています。ドラゴン本人の戦闘シーンは少ないものの、その片鱗は随所に見られます。かつてローグタウンでルフィを救った際には突如として嵐を呼び起こしたような描写があり、天候すら操るのではと噂されています。また、革命軍No.2のサボですら遠く及ばない存在であることからも、その実力は計り知れません。政府から「世界最悪の犯罪者」と名指しされるほどの影響力 と、未だ謎に包まれた戦闘力を併せ持つドラゴン。今後その真の力が明かされれば、ランキング最上位もあり得るであろう人物です。
第8位 ボルサリーノ(黄猿)
第8位は光速の蹴りを誇る海軍大将ボルサリーノ(黄猿)。ピカピカの実の光人間である黄猿は、光速で移動し強烈なレーザーを放つ攻撃で数々の海賊たちをねじ伏せてきました。その強さはシャボンディ諸島編で圧倒的に描かれています。超新星と呼ばれたルーキーたち、例えばウルージやドレーク、ホーキンス、アプーといった面々を相手にしても黄猿はまったく危なげなく、彼らをことごとく瞬殺してみせました 。光のスピードで放たれるキック一発で巨大な魔人(パシフィスタ)を吹き飛ばすシーンは衝撃的でしたね。エッグヘッド編では遂に麦わらのルフィとも激突し、圧倒的スピードとレーザーの猛攻で五番目の皇帝を相手に互角以上の戦いを繰り広げています。黄猿は飄々とした性格ながら、その実力はまさに海軍の人間兵器。光速の男が放つ一撃は誰にも避けられず、一瞬で戦局を変える圧倒的脅威です。
第9位 クザン(青雉)
かつて海軍大将として名を馳せ、今は黒ひげ海賊団に身を置く**クザン(青雉)**が第9位にランクイン。ヒエヒエの実の氷結人間である青雉は、一瞬で海を氷漬けにしてしまうほどの広範囲攻撃と、圧倒的な氷の防御力を誇ります。2年前には次期元帥の座を巡り赤犬サカズキと真っ向から激突し、能力覚醒同士の死闘はなんと10日間にも及ぶ壮絶なものとなりました(結果は惜敗) 。この戦いで足に大怪我を負ったものの、その実力は未だ健在。黒ひげ海賊団では十番船船長“オオヤミ”として行動し、エッグヘッド編では海軍英雄ガープと激突する場面も描かれました。老いてなお最強クラスのガープと渡り合い勝利を収めたことからも、クザンの強さがうかがえます。元海軍大将としての知略と戦闘経験、そして黒ひげに与するという大胆な行動力も含め、青雉クザンは今後の鍵を握る超大物と言えるでしょう。
第10位 カイドウ(百獣のカイドウ)
“生物史上最強の生物”との異名を取った百獣海賊団総督、カイドウが第10位です。ワノ国編でルフィに敗れはしたものの、その強さとタフさはまさに怪物級でした。巨大な青龍に変身するウオウオの実(幻獣種)の能力者でもあり、口から放つ「熱息(ボロブレス)」は山や城を丸ごと蒸発させるほどの破壊力を持ちます。さらにカイドウ本人は覇王色の覇気を纏った金棒を振るう近接戦も最強クラスで、雷鳴八卦でルフィを一撃KOした場面は印象的でした。何度倒れても起き上がる圧倒的な耐久力と回復力も持ち合わせ、敵に回すとこれほど厄介な相手はいないでしょう。実際、彼を倒すためにはルフィの“ニカ”覚醒という切り札と、侍や仲間たち総勢の力、そして最期は島ごと爆発させるほどの猛攻撃と特殊な状況が必要でした。ワノ国を20年も恐怖で支配し続けた影響力も計り知れません。現在消息不明とはいえ、“最強生物”カイドウの名は今なお世界中を震え上がらせています。
第11位 シャーロット・リンリン(ビッグ・マム)
カイドウと並び“帝王”として君臨した元四皇、**シャーロット・リンリン(ビッグ・マム)**が第11位。お菓子の国トットランドの女王にして、巨漢と怪力、そしてソルソルの実の魂の能力で恐怖政治を敷いたビッグ・マムは、まさしく“生きる自然災害”でした。その巨体から繰り出される怪力は大地を砕き、雷雲ゼウスや太陽プロメテウスといったホーミーズを操ることで雷や炎を自在に振るうことも可能。彼女自身のタフネスも飛び抜けており、今までほとんど傷一つ負ったことがないほどです。ワノ国鬼ヶ島では最悪の世代キッドとローの連携によりついに撃破されましたが(それでも最後は爆発に巻き込まれての決着でした)、それでも完全には倒しきれないという“化け物じみた”耐久力を見せました。リンリンは血縁を駆使した情報網や政治力も強力で、世界ににらみをきかせる影響力も絶大でした 。現在動向は不明ですが、もし再起すれば依然“四皇”級の脅威となることは間違いありません。
第12位 モンキー・D・ガープ
“拳骨のガープ”の異名で恐れられる伝説の海兵、モンキー・D・ガープが第12位にランクイン。かつて海賊王ロジャーと幾度も渡り合い、“海軍の英雄”と称えられたガープの実力は老いてなお健在です。エッグヘッド編の並行エピソードでは、そのガープが海賊島ハチノスに殴り込みをかけるという胸熱な展開が描かれました。78歳の現在でもガープの拳はまさに驚異的で、放った拳圧は銀河(ギャラクシー)インパクトと呼ばれ島の一角を丸ごと破壊するほど!その衝撃波で黒ひげ配下の海賊たちをまとめて吹き飛ばし、建物群も崩壊させるという超人的な戦果を挙げています 。このさまは「さすが英雄…!」と周囲を戦慄させました。圧倒的武装色の覇気と怪力で鍛え抜かれたガープの拳は、悪魔の実なしでも四皇クラスすら叩き潰す破壊力があります。長年にわたり海軍を支えた影響力も含め、その存在はまさに生ける伝説。ランキングでもトップクラスにふさわしい実力者です。
第13位 ジェイガルシア・サターン聖
第13位には、世界政府“五老星”の一人であるジェイガルシア・サターン聖が登場。エッグヘッド編で初めて戦場に降り立った五老星の戦闘シーンは、多くの読者を驚かせました。サターン聖は普段は老人の姿ですが、その正体は不気味で禍々しい化け物のような姿に変身可能で、島中の者を震え上がらせています。彼がほんの一睨みするだけで、人間は意識を失い血を流して倒れ、巨大な戦闘ロボットでさえ破壊されてしまうほどでした。黄猿でさえ「五老星には逆らえない」と従う場面があり、世界政府最高権力の一端が垣間見えます。最終的にはルフィ(ニカ)の放った覇気によって一時的にその力を封じられましたが、五老星がただの政治家ではなく“戦う超人”であることを読者に知らしめた衝撃は計り知れません。まだ未知数な部分も多いものの、800年世界を裏から支えた五老星の戦闘力はまさに脅威であり、サターン聖はその最たる存在としてランクインです。
第14位 イッショウ(藤虎)
第14位は海軍大将の一人、重力を操る男**イッショウ(藤虎)**です。ドレスローザ編で初登場した藤虎は、盲目の剣客ながらその実力は折り紙付き。重力を自在に操るズシズシの実の能力により、隕石すら天空から呼び寄せてしまうダイナミックな戦闘スタイルが特徴です。ドレスローザではルフィやゾロたちと交戦し、巨大な隕石を落として一味を翻弄しました。また世界会議後の“神の国”マリージョアでは、革命軍軍隊長たちとの激戦で天竜人の居城に隕石を落とそうとして同僚の緑牛に制止されるという荒技も見せています 。慈悲深い性格ゆえに完全な敵にはなりきらないものの、その実力は大将の名に恥じぬもの。実際、革命軍のサボたちを相手に緑牛と共に互角以上に渡り合っており(結果的にサボを逃がしましたが)、圧倒的な力を見せつけました。藤虎の影響力は海軍内部での改革派としての存在感にも現れており、“王下七武海制度”を撤廃させた立役者でもあります。重力を操るその強大な力と正義感で、ランキングでも上位に名を連ねる結果となりました。
第15位 緑牛(アラマキ)
続いて第15位も海軍大将、自然系モリモリの実の能力者**緑牛(アラマキ)**です。緑牛ことアラマキは、植物を自在に操る驚異的な能力で周囲の生物から養分を奪い取ることができます。頂上戦争後に大将に就任した新顔ながら、その強さは折り紙付き。ワノ国編の後日譚では、傷ついた百獣海賊団のキングやクイーンを軽々と下し、単身でワノ国に乗り込んでくるという暴れぶりを見せました。ヤマトやモモの助率いる侍達を相手にしてもなお圧倒する勢いでしたが、“赤髪”シャンクスの放った強烈な覇王色の覇気により遠方から威圧され、最終的には撤退しています 。このことから彼の力量は四皇に一歩譲るものの、それでも大将クラスとして十分に強力です。植物の再生能力で自身の傷も瞬時に修復できるため、長期戦にも滅法強いタフさを誇ります。思想的には極端な“勧善懲悪”主義者で、世界政府への忠誠心も高く、その行動は時に暴走気味になることも。緑牛の存在は今後も世界政府側の要として重要になるでしょう。
第16位 ベン・ベックマン
第16位には赤髪海賊団No.2、ベン・ベックマンがランクイン。四皇シャンクスの参謀にして副船長である彼は、頭脳明晰かつ戦闘力も極めて高いとされます。直接的な戦闘シーンは少ないものの、有名なのは頂上戦争終結時のワンシーン。黄猿がルフィを追撃しようとしたその瞬間、ベックマンが彼に銃を突き付けて静止させました。 「動くんじゃねェ…」というベックマンの一言に対し、黄猿は冗談めかしつつも大人しく手を上げて攻撃を中止。その後多少茶化しながらも黄猿が従ったことから、ベックマンの実力に一目置いていたのは明らかです。戦闘描写はほぼ無くとも、シャンクスの右腕を務めるというだけで実力は保証されたようなもの。シャンクス自身も「ウチのベックがお前程度に手こずるとは思えない」と語っており、四皇のクルー最高幹部の中でも屈指の実力者でしょう。懸賞金こそ不明ですが、IQも戦闘力も最上級のベックマンは、まさに“最強のNo.2”候補と言えます。
第17位 サボ
革命軍NO.2にして“炎帝”の異名を持つサボが第17位に登場。ルフィの義兄であり、メラメラの実の後継者でもある彼は、ドレスローザ編でその強さを遺憾なく発揮しました。コロシアムでエースの意志を継ぐ炎の能力に目覚めると、破竹の勢いでメラメラの実を手にし、さらに藤虎との一戦では大将相手に互角に渡り合う実力を見せています(本気の勝負ではありませんでしたが)。革命軍でもNo.2の参謀総長として各地で闘いを指揮し、その武勇は折り紙付き。マリージョアの世界会議(レヴェリー)では天竜人の奴隷だったくま奪還のために海軍大将2名と交戦し、その隙に使命を果たすことに成功しました。世界政府はこの一件を利用し「サボがコブラ王を暗殺した」と宣伝しましたが、それにより逆にサボは世界中の反乱軍から英雄視される存在となっています。まさに**「炎帝」サボ**の名は世界を駆け巡り、今や革命の象徴的人物にまでなりました 。エース譲りの強大な火力とドラゴン譲りのリーダーシップで、サボは名実ともに次世代最強クラスへと駆け上がっています。
第18位 トラファルガー・D・ワーテル・ロー
第18位は“死の外科医”の異名を持つ最悪の世代、トラファルガー・ロー。オペオペの実の覚醒によるチート級の能力と頭脳的な戦い方で、幾多の敵を翻弄してきました。頂上戦争後にはルフィと手を組んでドフラミンゴを打倒し、四皇カイドウ討伐の立役者にもなりました。ワノ国での戦いではユースタス・キッドと共闘し、四皇ビッグ・マムを撃破するという大金星を挙げています。ルーム内での空間斬撃「アム・ブレス」と内臓破壊の「ガンマナイフ」、覚醒技「パンクチャー・ヴィレ」など、多彩かつ強力な技を駆使するローは中長距離戦で無類の強さを発揮します。エッグヘッド編までには黒ひげとの不意打ち遭遇戦に挑み、一時は黒ひげに重傷を負わせる健闘を見せました(惜しくも敗北しましたが、その底力を世界に示しています)。現在は敗北で若干勢力を削がれましたが、懸賞金30億ベリーの格は伊達ではありません。医術知識と作戦眼も含め、“頭脳派最強”とも言えるローがこの順位となりました。
第19位 ユースタス・キッド
“四皇にケンカを売った男”ことユースタス・“キャプテン”キッドが第19位にランクイン。磁気を操るジキジキの実の能力者であるキッドは、巨大な金属の腕や大砲を生成しての豪快な攻撃を得意とします。ワノ国の鬼ヶ島決戦ではローと共にビッグ・マムを撃破する活躍を見せ、ルフィと同額の懸賞金30億ベリーにまで上り詰めました。しかしその直後、エルバフ近海で再起を図るも“赤髪”シャンクスに奇襲され、残念ながら彼の覇気に圧倒されて敗北。渾身の必殺技「ダムドパンク」ですらシャンクスには通じず、一太刀で沈められてしまいました 。この結果、キッド海賊団は壊滅し、キッド本人も消息不明となっています。とはいえ、あのビッグ・マムを追い詰めた攻撃力と粘り強さは本物。性格は粗暴ですが統率力もあり、ワノ国編では味方となったハートの海賊団や侍達をまとめ上げるシーンもありました。今後再起できるか不明ですが、“最悪の世代”筆頭の一人として、その潜在能力は未だ侮れません。
第20位 センゴク(仏のセンゴク)
元海軍元帥であり、“仏のセンゴク”の異名を持つ伝説の海兵、センゴクが第20位です。ヒトヒトの実・モデル“大仏”という珍しい能力者で、黄金の巨仏に変身して強力な衝撃波を放つことができます。マリンフォード頂上戦争では、暴走する黒ひげ海賊団をその衝撃波で一時は吹き飛ばし食い止めるなど、さすがの実力を見せました。若かりし頃はガープと共にロジャーや白ひげと戦った猛者であり、かつてロックス海賊団との戦い(ゴッドバレー事件)でも大きな功績を挙げています。現在は引退していますが、海軍の特殊科学班SWORDの若手に助言を与えたり、世界の歴史に通じる賢人として知恵を貸したりと、健在ぶりを発揮。戦闘の最前線を退いたとはいえ、その経験と統率力は今なお海軍にとって財産であり、世界政府も一目置く存在です。全盛期ほどの戦闘力は無いかもしれませんが、作中で“大仏の衝撃波”をまともに受けて立っていられる者はほとんどいないでしょう。海軍を知り尽くした頭脳とかつての力を合わせ持つセンゴクが20位に食い込みました。
第21位 シルバーズ・レイリー
“冥王”の異名で知られる海賊王ロジャーの右腕、シルバーズ・レイリーが第21位。加齢により多少衰えたとはいえ、その実力は未だに凄まじく、シャボンディ諸島では黄猿の猛攻を受け止めて膠着状態に持ち込みました。レイリーは覇気の達人で、特に武装色と見聞色はルフィに伝授するほどの腕前です。頂上戦争後、女ヶ島アマゾン・リリーが黒ひげに襲撃された際には、自ら島に赴きその場を一喝。結果的に戦わずして黒ひげを撤退させ、ハンコックたちを救っています。本人曰く「今の自分では黒ひげに勝てなかっただろう」とのことでしたが、それでも“四皇”に対して交渉の席につかせるほどの威圧感と力量は健在なのです。若き日はロジャーと共に世界の海を席巻し、海軍から“伝説の海賊”と呼ばれ恐れられた存在。現在は引退して穏やかに暮らしていますが、その名と経験だけで世界に影響を与えられる稀有な人物です。戦闘力・カリスマ性ともに桁外れなレイリーは、現役を退いた今でもトップクラスに数えられるでしょう。
第22位 ボア・ハンコック
元王下七武海で“海賊女帝”の異名を持つボア・ハンコックが第22位にランクイン。メロメロの実の能力による石化は強力無比で、彼女の美貌に魅了された者は触れられただけで石になってしまいます。頂上戦争ではパシフィスタや海兵を次々と石化し、ドフラミンゴやスモーカーすら圧倒するなど、七武海に相応しい実力を披露しました。さらに最新エピソードでは、ハンコックの島を襲撃した黒ひげ海賊団相手に奮戦。カタリーナ・デボンやバスコ・ショットといった黒ひげの大看板たちをことごとく石に変え、その場を支配する活躍を見せています 。最終的には黒ひげ本人に捕らえられるものの、「俺がお前に触れている間は能力を発動できまい?」と脅されて渋々人質を解放したという状況でした 。つまり裏を返せば、“触れられていなければ黒ひげですら石化していた”可能性があるということです。直接的な戦闘力も、覇気使いとして修羅場を潜ってきただけあって高水準。女帝ハンコックの魅力と力は未だ健在であり、新世界でも油断ならない存在です。
第23位 ロロノア・ゾロ
麦わらの一味の剣闘士、ロロノア・ゾロが第23位に登場。世界一の剣豪を目指すゾロは、覇王色の資質まで開花させた極めて稀な剣士です。ワノ国編では、霜月おでんの形見である妖刀“閻魔”を手に入れたことで飛躍的に力を高め、カイドウの右腕キングと死闘を繰り広げました。キングの強固なルナリア族の肉体を、ゾロは覇王色を纏った三刀流奥義「閻魔 三刀流 鬼気九刀流『阿修羅 抜剣 亡者戯(あしゅら ばっけん もうじゃのたわむれ)』」で斬り裂き、ついに勝利を収めます。さらにその際に放った斬撃は、あのカイドウに生涯消えぬ傷を負わせるほどの威力でした。この功績はワノ国で“第二の刀神現る”とまで称えられています。師匠ミホーク譲りの剣技・見聞色も健在で、ホールケーキアイランドでは刀一本で四皇ビッグ・マムの技をいなしたこともありました(アニメオリジナル要素も含みますが)。ルフィを海賊王にするため“世界最強の剣士”を目指すゾロの士気は極めて高く、今後さらに覇気を極めていくことでしょう。その成長性も込みで、新世代最強クラスとしてランクインです。
第24位 ヤマト
ワノ国編で活躍したカイドウの娘(自称「光月おでん」)、ヤマトが第24位。犬犬の実モデル“大口真神(おおくちのまかみ)”という幻獣種の能力者で、氷を操る守護神の姿に変身できます。ヤマトは幼少より父カイドウから苛烈な戦闘訓練を受けており、その実力は四皇の息子・娘クラスの中でも群を抜いています。実際、鬼ヶ島決戦ではカイドウvsヤマトの一騎打ちが繰り広げられ、なんと一定時間とはいえヤマトが単独でカイドウの猛攻を食い止めてみせました。これは驚異的な偉業であり、彼女が父譲りの“覇王色の覇気”を会得していたことも判明。巨大な金棒“建(たてがしら)”を振るう戦闘スタイルや、「氷諸皇(ひもろぎ)」などの氷結技も強力で、百獣海賊団の大看板たちにも引けを取りません。戦闘力だけでなく義に厚い性格と行動力で味方からの信頼も厚く、ワノ国を救った英雄の一人として国内での影響力も持っています。現在はモモの助たちとワノ国に残っていますが、その潜在能力はまさに“次世代の四皇級”。今後再登場すれば主要戦力になることは間違いないでしょう。
第25位 マルコ
白ひげ海賊団一番隊隊長を務めた“不死鳥”マルコが第25位。動物系幻獣種トリトリの実モデル“不死鳥”の能力で、青い炎を纏った不死鳥に変身するマルコは、防御と再生能力において屈指の強さを誇ります。頂上戦争では老いた白ひげを守るために奔走し、三大将と互角にやり合う場面もありました。その後ワノ国編では、キング&クイーンという百獣海賊団の大看板二人を相手に同時に立ち回り、二人を相当時間足止めしてみせています 。この間に味方の治療やサポートまでこなしており、「不死鳥マルコはさすがだ」と侍たちからも一目置かれていました。攻撃面でも、再生の炎を纏った足技「鳳麟(ほうりん)」でキングを蹴り飛ばすなど、その実力は十二分。白ひげ亡き後もルフィたちに協力し、“白ひげの意志”を継ぐ者の一人として影ながら活躍しました。現在は一線を退き静かに暮らしていますが、その存在感と実力は健在です。防御力ではトップクラスであり、攻撃・支援・影響力のバランスも高いマルコが25位に食い込みました。
第26位 シャーロット・カタクリ
第26位はビッグ・マム海賊団の次男にして最強のスイート将星、シャーロット・カタクリ。モチモチの実の超人系覚醒能力者であるカタクリは、“未来視”とも呼ばれる見聞色の極致に達した男です。相手の攻撃を先読みし、モチの流動で回避・反撃する戦闘スタイルは無類の強さを誇り、ホールケーキアイランド編では主人公ルフィをあと一歩まで追い詰めました。カタクリの懸賞金は10億超えと当時でも破格で、兄弟たちからの信頼も厚く、実質的にビッグ・マム海賊団のNo.2として君臨しています。ルフィとの激闘を経て自身のプライドを捨て、覇王色の覇気も覚醒させるなど、さらに成長の余地を見せています。頂上戦争後の世界では若干影が薄れていますが、実力者がひしめく四皇クルーの中でもトップクラスであることに変わりはありません。現在ビッグ・マム海賊団はママ不在で停滞気味ですが、もし再起すればカタクリが中心となる可能性もあります。“次代の大看板”として、その強さと存在感からランキング入りです。
第27位 ヴィンスモーク・サンジ
麦わらの一味のコックにして“黒足”の異名を持つサンジが第27位にランクイン。ジェルマ王国の血統因子研究によって生み出された特殊な身体と、修行で身につけた足技“黒足の蹴り”で戦うサンジは、今や新世界でも屈指の俊足アタッカーです。ワノ国編では体内の改造が覚醒し、“鉄の硬度”の外骨格と怪力を発現。透明化できるレイドスーツこそ本人の意思で破壊しましたが、その代わり自身が高速移動することで透明に近い動きを可能にする「ステルスブラック」の技を編み出しました。百獣海賊団のクイーンとの死闘では、この新たな力“もしもし脚(仮称)”で青い炎を纏った赫足(かくそく)ディアブルを発動し、見事勝利を収めています。ルフィ・ゾロに次ぐ一味の戦闘員として、サンジの強さと成長速度は目覚ましいものがあります。また、ヴィンスモーク家の王子という出自や、世界会議でのジェルマ66の活躍により、その名は世界中に知れ渡りました。裏社会でも“ソラの息子”として一目置かれる存在となりつつあります。戦闘力・知略・そして女性絡みのコミカルさまで兼ね備えたサンジが、27位に輝きました。
第28位 サー・クロコダイル
第28位には元七武海で“砂漠の王”サー・クロコダイルが返り咲きました。アラバスタ編でルフィに敗れ一時は失脚したものの、その後インペルダウン脱獄や頂上戦争参戦を経て、世界に再び爪痕を残しています。現在では異色の同盟「クロスギルド」を結成し、ミホークと共に賞金首狩りを始めるという大胆不敵な行動に出ました 。その結果、世界政府はクロコダイルとミホークをバギーの部下と勘違いし、バギーを“四皇”に格上げしてしまうほど(実際はクロコダイルとミホークが黒幕)という影響力を発揮しています 。クロコダイル自身の戦闘力も、ロギア系スナスナの実の使い手としていまだ脅威です。頂上戦争ではドフラミンゴや鷹の目ミホークと互角に渡り合い、かつて自分が負けた白ひげへの奇襲を図る大胆さも見せました。砂嵐による広域攻撃や、毒針を潜ませたフックなどトリッキーな戦法も健在で、再登場後の懸賞金は19億6500万ベリーと破格の高さです。裏社会の帝王としても名を馳せたその影響力と、七武海経験者の底力で、クロコダイルがランクインとなりました。
第29位 ドンキホーテ・ドフラミンゴ
かつてドレスローザを支配し“悪のカリスマ”と恐れられたドンキホーテ・ドフラミンゴが第29位。イトイトの実の覚醒能力者であるドフラミンゴは、空中を自在に移動し、鋭利な糸で敵を切り裂く攻防一体の戦法を駆使します。王下七武海の肩書きを利用して武器の闇取引やSMILE製造など裏社会を牛耳り、世界を奔走した影響力は計り知れませんでした。そのカリスマ性と残忍さで幹部たちからの信望も厚く、“ジョーカー”のコードネームで新世界を裏から操っていたのです。しかしルフィたちによるドレスローザでの激闘の末、ドフラミンゴはついに敗北。ルフィの大技「王蛇(キングコングガン)」により鳥カゴごと叩き潰され、天夜叉は地に墜ちました(現在はインペルダウンLEVEL6に投獄中)。とはいえ覚醒したイトイトの実による“鳥カゴ”は国全土を覆い人々を追い詰める恐るべき技であり、改めて彼の危険度を示すものでした。今は活動休止状態とはいえ、その悪の遺産(SMILEや秘密情報)は物語に大きな禍根を残しています。圧倒的カリスマと残虐性で一時代を築いたドフラミンゴが、辛くもTOP30に滑り込みました。
第30位 バギー
栄えある(?)第30位を飾るのは、もはや説明不要の幸運の申し子バギー船長!かつては東の海イーストブルーでルフィに敗れたコメディリリーフ的存在でしたが、その“憎めない強運”でキャリアを重ね、なんと現在は“四皇”の一角にまで上り詰めています。頂上戦争では囚人たちを率いて暴れ回り、その後の七武海就任、部下からの妙なカリスマ的人気など、持ち前の運と話術で出世街道を驀進。ついには前述のクロコダイル&ミホークという超大物コンビを部下(と世間に誤解)に従えたことで、海軍もバギーを無視できなくなりました 。本来の戦闘力はバラバラの実による分離能力と奇策程度ですが、ここぞという場面でのしぶとさと運の強さは天下一品です。世界政府も彼の“持ってる男”ぶりには頭を悩ませており、いまや懸賞金は実力以上の高額をつけられる始末。しかしバギー本人は懲りずに「目指すはONE PIECE!」と大言壮語し、部下たちをさらに熱狂させています。戦闘力ランキング的にはギリギリですが、四皇という影響力を考慮してのランクイン。憎めない男バギーが最後を締めくくるのも、ある意味“持ってる”展開かもしれません。
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