ワンピース第1160話感想&考察:ゴッドバレーで暴かれた世界政府の非道と“龍”の誕生

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ワンピース第1160話感想&考察:ゴッドバレーで暴かれた世界政府の非道と“龍”の誕生

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あらすじダイジェスト

第1160話では、ゴッドバレー事件の核心がさらに深く描かれた回。以下が主な展開:

  • 天竜人による式典が開かれ、「デービー一族」が人前に晒され、蔑まれ、苛烈な差別・暴力の対象にされる。 
  • “人間狩り”と称された競技めいた非道なイベントが始まり、生き残れば解放されるという条件。ただしその残酷さは幼児や老若男女を問わず。 
  • ドラゴンがクマやイワンコフと接触するシーン。ドラゴンが天竜人を阻止しようとするが、それによって自身も危険な立場に立たされる。 
  • ロックス海賊団がゴッドバレーに到着。そしてロジャー海賊団も。名だたる海賊たちがシャッキー(シャッキー/シャッキーと記載されるキャラクターか、それに相当する「海賊島の宝」「シャッキー」との争奪戦)などを巡って出動する構図が描かれる。 
  • 神の騎士団(ガーリング聖など)が“流星の拳(ガープ)”をはじめとする海軍勢も絡み、戦闘の火ぶたが切られる予感。 
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感想:この話が持つ重さと描写の凄まじさ

  1. 差別・暴力描写の鮮烈さ
    天竜人が「血統」というだけで人々を公開処刑や刃物で苦しめる様が非常に生々しい。ワンピースという作品が“偏見とは何か”“権力とは何か”を突き付けるのはいつもだけど、今回は“血統差別”“存在抹消への欲望”が直接的に描かれていて胸が痛む。
  2. ドラゴンの覚醒の瞬間
    この惨状を前にして、新兵のドラゴンがどう感じ、どう動いたか。クマを助けようとする行為が革命軍の始まりとして非常に象徴的。彼がただ“正義を理想として持っていた”キャラではなく、“耐え難きを耐えて、行動を選ばざるを得ない状況”に追い込まれた人物だというのが、改めて説得力を持って描かれていた。
  3. ロックス vs ロジャー vs 天竜人 vs 海軍の四つ巴の緊張
    シャッキーを巡る“景品争奪戦”的な海賊たちの動き、そしてその中で天竜人と神の騎士団がどのように介入するか。これまで断片的だった勢力の立ち位置が一気に交錯することで、読者としても“今まで語られてきたゴッドバレー事件の伝説と真実”のギャップがはっきりしてきて、興奮した。
  4. 世界観・テーマの深化
    “天竜人”という超えてはならない存在、“世界政府の忌避する歴史”の隠蔽、血統・出自の重荷。そして、悪魔の実や異能、神の騎士団の特殊性など、これまでの伏線が少しずつ形を成してきた感じ。単なるアクション+大海賊譚ではなく、“権力”“差別”“歴史の真実”を描く叙事詩としての面が強く出たと思う。

考察:この先どう転ぶか?伏線と可能性

以下はあくまで“もしこうなら面白い”という仮説ですが、1160話で明かされたことをベースにすると見えてくる方向性です。

  1. デービー一族=バッカニア族?
    ファン考察で「デービー一族がバッカニア族ではないか」という説が挙がっています。
    バッカニア族は“忌み嫌われた一族”“政府から抹消された歴史を持つ”などの設定があり、今回の“デービー一族への差別”という描写と重なる部分が多い。もしこれが事実なら、デービー一族とバッカニア族の血統や歴史が大きな鍵になる可能性があります。
  2. 神の騎士団の“特殊能力”と構成
    新たに登場した神の騎士団のメンバー(角のある巨大種?、女性メンバーなど)や“聖”の称号を持つキャラクターたちの能力がこれまでの“悪魔の実”またはその他の異能系とどう違うのか、背景は何かが気になります。
    → もしかすると、世界政府が“古代から続く特殊種族”“先住民”“失われた種族”を戦力として利用しているのではないか、あるいは抹消を図ってきた存在を集めてるのではないか。
  3. ドラゴンの“反逆”の契機としてのゴッドバレー
    これまでドラゴンの革命軍結成理由は漠然と描かれてきましたが、この事件が彼を“ただの反体制側の人物”から“体制そのものと対峙する、歴史をひっくり返す者”に変えたのだと思います。世界政府の隠蔽・権力の横暴を目の当たりにして、“これを許さない”という鋭い意思を持たざるを得なかった。
  4. ガープの立場とルフィへの影響
    今回、若き日の海軍中将として描かれたガープ。ドラゴンとガープの親子関係、理念の相違がここで始まったという描写が濃くなっています。
    → 将来的に、ルフィがどのようにこのドラマを受け継ぐか。ドラゴンが革命軍を率いる中で、ルフィは“世代を超えた正義とは何か”を問い続ける存在になるかもしれない。
  5. 悪魔の実・血統・“Dの一族”との絡み
    デービー一族、バッカニア族、黒ひげの母親・出自、Dの一族の意味。今回明らかになった血統差別の場面から、「“D”が特別な血統を指すのではないか」「悪魔の実を複数持てる能力などは血統による特異体質」などの仮説も再浮上するでしょう。

総評

第1160話は、ワンピースの物語全体の核心に近づいた回だったと思います。ただの海賊大戦や冒険譚ではなく、「歴史」「差別」「権力の仕組み」「運命を変えようとする個の意思」が強くテーマとして打ち出された。ファンとしては、改めてこの作品が“壮大な反逆の物語”であることを痛感させられる章ですね。

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