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ワンピース1146話 感想・考察:ジンベエ敗れる!?コロン誘拐の衝撃展開と今後を大予想
第1146話のあらすじと感想(ジンベエvs軍子のシーン)
ワンピース第1146話では、エルバフでついに麦わらの一味(の一部)と世界政府の「神の騎士団」が初激突しました。注目のジンベエvs軍子の場面では、ジンベエ・ナミ・ウソップ・ブルックから成る“コロン海賊団”が、突如現れた騎士団の軍子を迎え撃ちます。彼らは総攻撃を仕掛けますが、軍子の悪魔の実の能力「アロアロの実」によって攻撃はことごとく跳ね返され、ナミのゼウスによる雷撃さえもベクトルを変えられてブルックに誤爆してしまいました 。軍子は攻撃の軌道を自在に変えるトリッキーな力で一味を翻弄し、ジンベエが居ても手も足も出ない圧倒的強さを見せつけます。唯一の反撃はウソップ!彼が放った緑星「ドクロ爆発草」で軍子の上半身を粉々にする大技を炸裂させ、一瞬「やった!」と沸き立ちました。しかし軍子の体はまるで自然系(ロギア)のように即座に再生し実体を捉えられません 。逆に軍子はウソップに強烈な膝蹴りを叩き込み、ウソップは無念のダウン…。**そして最悪の展開、団長コロンまでもが軍子に捕らえられてしまったのです。**コロンは果敢に剣を振るいますが、軍子の操る謎の包帯にあっさり拘束され首を絞め上げられてしまいました 。なんと四皇・麦わらの一味の強者ジンベエまでいたにも関わらず、僅か一話でコロン海賊団は惨敗。守り抜くはずのコロンを目の前で誘拐されてしまい、読者も「嘘だろ…!?」と衝撃を受けずにはいられません 。
このシーンは本当にショッキングでした。ジンベエといえば魚人空手の達人で、四皇ルフィのクルーとして百戦錬磨の頼れる存在です。それが今回は手も足も出ず屈辱の敗北…。「ジンベエがいるから大丈夫」と思っていたファンほどショックが大きかったでしょう。しかし、それだけに「絶対このままでは終わらない!」という燃える展開でもあります。ウソップの奮闘も光りました。彼がエルバフという“勇者の故郷”で見せ場を作ったのは胸アツです 。さらに、軍子が自らを「神」と称した際、ウソップが「まるでエネルみたいだな!」とツッコミを入れる一幕もありました 。本編でエネルの名前が出てくるのは久々で、思わずニヤリ。【「ひょっとしてエネル再登場の伏線!?」】とファンとしては期待が高まってしまいます 。尾田先生の遊び心かもしれませんが、こうした小ネタも含めて終始ドキドキの連続でした。
軍子の狙いと行動の意味
今回暴れまわった軍子とは何者なのでしょうか?神の騎士団のメンバーであり、悪魔の実「アロアロの実」の能力者であることが判明しました 。その能力ゆえか自分には実体が無いかのような不気味さを持ち、あらゆる攻撃をいなす戦闘センスは驚異的です。軍子はコロンたちから「人間族」と呼ばれたことに激怒し、「自分たちは神であり、人間族と一緒にするな」と言い放っていました。要するに、天竜人直属の騎士団だけあって、彼自身も選ばれし神の末裔というプライドを持っているわけですね。人間を見下ろし、まるでおもちゃのように翻弄する軍子の戦闘スタイルは、その傲慢さと相まって非常に残酷です。
では軍子の目的は何だったのでしょう?彼がコロンを誘拐した行動の意味を考えると、いくつかの狙いが浮かびます。まず直接的には、現在エルバフで進行中の「巨人族の子供誘拐計画」に沿ったものだと言えます。神の騎士団のリーダー格であるシャムロックが“ゲーム”と称して巨人の子らを狙っている中、軍子はその現場実行役として先行し、コロン海賊団に潜む子供(コロン)を標的に定めたのでしょう。実際「活きのいい子供」としてコロンに目を付けていた描写もあり、最初から狙われていたのは明らかです 。おそらくコロンがスコッパー・ギャバンの子供であることも承知の上で、人質としての価値を見込んだのではないでしょうか。伝説の海賊の血を引く少年を捕えれば、エルバフ側の戦意を挫く切り札になるかもしれませんし、ギャバンをおびき出す狙いも考えられます。
さらに大局的には、エルバフの巨人勢力を制圧・掌握することが軍子(=世界政府側)の真の目的だと考えられます。騎士団メンバーのソマーズ聖が「我々が欲するのはかつて世界を震撼させた巨人族の凶暴な力のみ。利用価値は傭兵としての戦力だけだ」と語っていたように、彼らにとって巨人たちは戦争の駒に過ぎません 。世界政府は次なる巨大な戦いに向け、エルバフの強力な兵力を味方に引き入れようと画策している最中です 。コロン誘拐もその布石でしょう。巨人の子供や関係者を誘拐して人質に取れば、エルバフ側を屈服させる材料になります。特にエルバフでは“親子の絆”が重要視される文化があるため(巨人族の王子ロキも父ハラルド王を…というエピソードがありますね)、子供を攫われたとなれば巨人たちは迂闊に動けなくなる可能性があります。その弱みにつけ込み、世界政府はエルバフを掌握しようとしているのでしょう。
加えて、軍子のセリフから垣間見えた不穏な真実にも注目です。彼は「この世界は誰も気付かないうちにある日突然終わるはずだった」と語っていました 。世界政府もそれを前提に動いていたが、クローバーやオルビア、ベガパンクといった一部の人々がその事実に気付いてしまった、と。これは800年もの間世界政府が隠し続けてきた“ある計画”を示唆しているように思えます。つまり世界の破滅に関わる計画です。おそらく天上人たちは「ある日、世界をリセットする」つもりでいたが、考古学者オルビアやオハラの学者たち(クローバー博士)にその秘密を探られてしまった。だからオハラを消し、口封じを図ったものの、ハグワール・D・サウロが生き延びて知識を繋いでしまった…という流れが推察されます。実際1146話で、騎士団側にサウロ生存がバレたのは重要ポイントです 。軍子たちはサウロの持つ古代文字の文献(オハラの書物群)を脅威と見なし、いずれ抹消しようと狙っているのでしょう。彼らの行動は単なる現地での誘拐作戦に留まらず、世界の真実を知る者たちを一掃し、“終末計画”を完遂するための布石とも捉えられます。コロン誘拐の裏にも、エルバフ図書館(フクロウの図書館)やサウロが守ってきた知識を餌におびき出し抹殺しようという算段が潜んでいるのかもしれません。
以上のように、軍子の行動の意味は多層的です。表向きは「巨人の子供誘拐」という残酷な作戦遂行ですが、その根底には世界政府のエルバフ掌握、さらには世界規模の計画(終末戦争)の一端が垣間見えます。傲慢な”神”の騎士がもたらす暴虐の裏側に、どんな真の狙いがあるのか…考察すればするほどゾクゾクしますね!
攫われたコロンの今後と麦わらの一味の対応予想
では、誘拐されてしまったコロンの運命と、敗北を喫した麦わらの一味の今後について考えてみましょう。まずコロンですが、軍子に捕えられた彼はこのまま騎士団の拠点へ連れ去られる可能性が高いです。敵は世界政府直属、連行先はエルバフ国内のどこか秘密の場所か、最悪マリージョア(聖地)にまで移送されかねません。コロンはギャバンとリプリーという両親譲りの闘志溢れる少年ですが、さすがに今は無力で悔しい思いをしていることでしょう。ただ、彼が諦めない限り希望はあります。何よりも頼もしいのは周囲の仲間たちです。
まず、今回敗れたナミ・ウソップ・ジンベエ・ブルックの4人はこのままやられっぱなしでいるはずがありません 。特に子供好きのナミが大切な子供であるコロンを攫われたまま放っておくわけがない !ナミは怒り心頭でしょうし、持ち前の知恵と情の厚さで必ずやコロン救出に奔走するはずです。ウソップもこのままでは男が廃ります。エルバフという自身の夢にまで見た地で、大好きな子供たち(巨人の子供達とも交流がありましたね)を守れなかった悔しさは相当なもの。彼はきっともう一度立ち上がり、「勇敢なる海の戦士」としてコロン救出作戦に参加するでしょう。ブルックも、実は軍子が自分のファンだと示唆されていたこともあり(第1144話)、今回少し肩透かしでしたが今後見せ場があるかもしれません 。音楽の力で軍子を翻弄したり、魂を飛ばして捕らわれたコロンを探し出すなど、ブルックならではの活躍に期待です。
そして何よりジンベエです。彼は今回、守るべき仲間(仮とはいえ船長であるコロン)を奪われる失態となり、本人も相当悔しい思いをしているでしょう。ジンベエは義理堅く面倒見の良い性格ですから、必ずや雪辱を果たそうと奮起すると考えられます。海の守護神とも言われるジンベエですから、水を操る魚人空手で軍子の能力の攻略法を見出す可能性もあります。例えば、軍子の不可思議なベクトル操作も、水中からの攻撃や広範囲の波動には対応しきれないかもしれません。ジンベエは冷静な戦士でもあるので、一度戦った相手の弱点を見極め、仲間たちと連携してリベンジに挑むでしょう。個人的には「ジンベエの本気の一撃が軍子の傲慢な仮面を剥がす」ような展開を期待しています!
さらに、強力な助っ人がこの事態を見逃すはずがありません。そう、コロンの父親であるスコッパー・ギャバンです。ギャバンはエルバフで巨人たちと共闘している最中でしたが、見聞色の覇気で誰よりも早く騎士団の侵入に気付いていました 。自分の息子が危機に陥った今、黙って誘拐を許すとは思えません 。おそらくギャバンもすぐに行動を開始し、コロン奪還に乗り出すでしょう。“山喰らい”の異名を持つギャバンの真の恐ろしさが発揮される時です 。彼は元ロジャー海賊団の伝説的な戦士であり、その実力は折り紙付き。軍子といえども、激怒した父親ギャバンの猛攻を受け止めるのは容易ではないはずです。
麦わらの一味側も増援が期待できます。現状ルフィ、ゾロ、サンジの主力組はロキ王子のいる“冥界”側で足止めを食っていましたが、騎士団の乱行を知れば黙っていないでしょう。彼らは必ずコロン救出に駆け付けると断言できます。ルフィは自分の仲間や友達が攫われたと知れば怒り心頭、「コラーーッ!」と一目散に飛び出していく姿が目に浮かびます。ゾロも「まったく手間をかけさせやがって」と言いつつ、本気で敵を斬る覚悟を決めるでしょうし、サンジに至っては「女性や子供を泣かせる輩」は絶対に許さない男です。主力三人が動けば百人力、さすがの神の騎士団も形勢逆転は必至です。
一方で、ロビンやチョッパー、フランキーたち他の仲間の動向も気になります。ロビンとチョッパーはサウロの負傷現場に居合わせていました。大恩人であるサウロが目の前で倒れ込んだ時、ロビンはどんなに助けに駆け寄りたかったことでしょう。しかし今は息を潜め、サウロを守りつつ状況を見守っている様子です 。ロビンはサウロを失うわけにはいきませんし、彼女自身も世界政府に捕まれば古代文字解読者として命取りです。チョッパーが治療し、サウロと共に一時撤退できると良いのですが…。フランキーやボニー、科学サイドの面々は怪物“MMA(ムーマ)”を撃破して合流しつつあります 。怪物騒ぎが収まった今、彼らもきっと戦線に戻ってくるでしょう。特にフランキーは巨人族の憧れの船「グレートエイリーク号」を守る戦いで活躍しており、エルバフの戦士たちからも一目置かれています。このフランキーが戻れば、一味の物量(兵器)も増強され、騎士団への反撃に弾みがつくに違いありません。
総じて、コロン救出に向けて麦わらの一味+αの巻き返しが始まると予想されます。今回やられたナミたちも決して諦めておらず、むしろ怒りに燃えて士気は十分 。ギャバンという心強い援軍も加わり、雪辱戦の準備は整いつつあるように思います。一時は絶望的に見えた状況ですが、「仲間を取り戻す」ために団結する彼らの逆襲がこれから描かれていくはずです。ファンとしても「早く軍子をギャフンと言わせてくれ!」と手に汗握る思いで見守っています。コロンも決して心折れず、仲間たちを信じて耐えてくれるでしょう。次回以降、どんな救出劇が繰り広げられるのか非常に楽しみですね!
エルバフの戦況と世界政府の本格介入の可能性
エルバフの戦いは、1146話現在世界政府側(神の騎士団)の圧勝ペースで進んでいます。軍子vsコロン海賊団の戦いで騎士団が勝利しコロン誘拐に成功しただけでなく、他の戦線でもソマーズ聖がハグワール・D・サウロを倒し、キリンガム聖も教師軍団(セイウチの学校の巨人教師たち)を圧倒するという徹底ぶり 。まさに一回戦は騎士団の完全勝利という状況でした 。エルバフ側は前国王ハラルドやサウロが推し進めてきた「平和と知識のエルバフ」の象徴である学校や図書館があっけなく蹂躙され、非常に危機的です。読者目線でも「このままでは全滅してしまう…!」とハラハラしました。
しかし、戦局はまだ動き始めたばかりでもあります。一味主力のルフィたちやエルバフ側の猛者(ドリー&ブロギーなど伝説の戦士達)はまだ本格参戦していません。騎士団側もリーダーのフィガーランド・シャムロックが途中で姿を消している(本国へ報告?別行動?)など不明な点があります 。今は騎士団が電光石火の奇襲で優位を得ましたが、この先本格的なエルバフvs世界政府の戦争に発展する可能性が高いでしょう。
ポイントはエルバフ側の内情です。どうやらハラルド王が世界政府と内通していた疑惑が浮上しています 。ソマーズ聖が意味深にハラルドの名を口にしたことから、騎士団と現エルバフ王との間に何らかの取引や協定があったのではと考えられます 。もしハラルド王が裏切り者であるなら、ロキ王子が父を殺めた真相(1143話で語られたロキの父殺し疑惑)にも納得がいきますね 。巨人族の国王が政府側に寝返っていたとなれば、エルバフ国内は大混乱です。騎士団は内通者ハラルドの協力でエルバフに侵入・攪乱を成功させた可能性がありますし、このままハラルドが国を政府に明け渡すような事態になれば、巨人たちは戦う前に士気崩壊してしまいます。エルバフの戦局は、まずこの裏切りの真偽が鍵を握るでしょう。
一方、世界政府側の今後の動きにも注目です。現状、送り込まれているのは**“神の騎士団”という少数精鋭ですが、彼らは政府の「懐刀」と称される存在で、その強さは折り紙付きです 。騎士団だけで巨人の国を制圧できると踏んでいる節もあります。しかしもしエルバフ側が反撃に転じ、騎士団だけでは抑えきれないとなれば、世界政府はさらなる戦力投入も辞さないでしょう。「全面的に交戦する構え」とはすでに政府内で示されている方針であり、もはや隠密作戦ではなく正面からエルバフを攻略する腹づもりがあるようです 。つまり、このエルバフでの争いはやがて800年前の“巨人族が関与した大戦”を彷彿とさせる規模に発展する可能性があります 。世界政府にとって巨人族は900年前にも手を焼いた強大な種族でした。その巨人たちを味方に引き入れるか、あるいは再び叩き伏せるか——今回の戦はまさに「歴史の再現」**とも言える構図になりつつあります 。
具体的な政府の本格介入シナリオとしては、例えば海軍本部からの増援が考えられます。黄猿など大将クラスが動く可能性もゼロではありません(エッグヘッドでの動向次第ですが…)。また、天空からの艦隊襲来やバスターコール級の砲撃など、オハラを滅ぼしたあの非情な手段がエルバフにも向けられる危険性も頭をよぎります。実際、エルバフには大量の歴史の本文やオハラの書物が集められている疑いがあり(サウロが保管していました)、世界政府にとってはオハラ事件の再来とも言える状況です。となれば、CP0やイム様直属の兵器など、隠し玉を総動員してでも巨人の島ごと抹消しに来る可能性だってあります。ゾッとしますが、十分あり得る展開です。
ただし、エルバフには未だ強大な戦力が残っています。かつて巨人海賊団として名を馳せた伝説の戦士:ドリーとブロギーの存在です。彼らは既に参戦しており、巨人の子供達を守るため“MMA”という怪物を薙ぎ倒すなど奮闘しています 。また、ロキ王子も戦線復帰すれば侮れません。現在重傷のロキですが、彼が回復し巨人族の真の力を解放すれば、世界政府も簡単には勝てなくなるでしょう。巨人側が本気で団結すれば、その戦闘力は凄まじいものがあります。政府が巨人族を欲しがるのも、「敵に回すと厄介」だからこそです 。つまり、エルバフ戦争はここからが正念場。世界政府が本格介入し全面戦争になだれ込む前に、麦わらの一味&巨人連合軍がどう巻き返すかがカギとなります。
忘れてはならないのが裏切り者ハラルド王の処遇です。もし彼の裏切りが明るみに出れば、巨人族は一致団結して新たな王(ロキ)を中心に立ち上がるでしょうし、エルバフ内の内輪揉め要素が消えて戦いやすくなります。逆にハラルドの奸計が続くようだと、内部から瓦解する恐れがあります。今後の展開でハラルドの真意が暴露され、巨人たちが心を一つにすることを願います。世界政府vsエルバフ連合軍という構図になれば、立場は逆転します。何せここは戦士の国、本気になった巨人達+麦わらの一味を相手に、政府側がどこまで抗えるか…。シャンクス率いる赤髪海賊団の動向も気になりますが、現在不在のようですし、エルバフの戦いは麦わらの一味が主役となるでしょう。
総じて、エルバフの戦局は一時的に政府側優勢とはいえ、まだまだ波乱含みです。世界政府の本格介入=さらなる大戦の火蓋が切られるのか、それとも麦わらの一味と巨人族が先手を打って撃退するのか。どちらに転んでも物語はクライマックス級の盛り上がりを見せるはずです。歴史の謎と現在の戦いが交錯し、まさに「世界の命運」を懸けた局面に突入していると言えます。ファンとしても、今後の展開から目が離せません!
今後数話の展開予想(妄想込み)
最後に、1147話以降の妄想たっぷり展開予想を箇条書きでまとめてみます。公式の動向を踏まえつつ、ファン目線でワクワクする未来を想像しました!
- ジンベエの巻き返し – 次回、ジンベエが早速動き出すと予想します。負傷したウソップを守りつつ、ナミたちと協力して軍子を追跡するでしょう。ジンベエは魚人ならではの水を用いた戦法で軍子の弱点を探るはず。例えば、海水を拳に纏わせた「武頼貫(ぶらいかん)」で軍子を叩きつけ、ベクトル操作ごと吹き飛ばすような豪快な反撃が見られるかもしれません。ジンベエの意地が炸裂し、「さすが海侠!」と言わせるような名シーンに期待大です。
- コロン奪還作戦開始 – 誘拐されたコロンを取り戻すため、麦わらの一味+ギャバン+巨人族の混成チームが結成されるでしょう。ナミが天候を操り逃走経路を断ち、ブルックが音楽や魂の力で軍子をかく乱、負傷を押してウソップも新たな必殺植物で援護します。そこへ激怒したギャバンが参戦し、伝説の鉈を振るって軍子に猛攻!父の執念に圧された軍子が一瞬ひるんだ隙に、仲間たちがコロンを救出…なんて展開も妄想しています。キーとなるのはブルックの存在で、1144話から示唆された**「軍子はソウルキングのファン」**という要素がここで活きるのではないでしょうか 。ブルックが咄嗟に軍子の注意を引きつけ、「ヨホホ♪ライブ開催だよ!」と陽気に歌い出すことで軍子の動きを止め、コロン救出成功!…なんてコミカルかつ痛快な逆転劇があれば最高ですね。
- ロキ王子の復活と巨人族の反撃 – 現在戦線離脱中のロキ王子ですが、物語の山場で奇跡の復活を遂げる可能性があります。例えば、かつてロジャーがエデンから入手したという「伝説の悪魔の実」の力(もしくはエルバフの秘薬)でロキが急回復するといった展開です 。あるいは、ロキ自身が覚醒することで怪我を押して立ち上がるかもしれません。父の真実(裏切り)を知り、国を守る決意を固めたロキが巨人族を率いて反撃開始となれば胸熱です!巨兵海賊団のドリー&ブロギーも「今こそ恩を返す時!」と参戦し、巨人族総出で騎士団に挑む展開はぜひ見たいところです。例えばドリーとブロギーの合体技「覇国」をもう一度炸裂させ、騎士団の増援艦隊を一掃…なんてことになれば爽快ですね。
- 世界政府の増援・切り札投入 – 麦わらの一味と巨人連合が優勢になってくると、世界政府も黙ってはいないでしょう。さらなる増援や切り札を投入してくる可能性が高いです。具体的には、五老星直属の戦力(かつてルルシア王国を消し飛ばした謎の兵器や、「イム様の雷撃」などと噂されるもの)が発動するかもしれません。あるいは、CP0の残党やサイファーポール「イージス」直属部隊がエルバフに投入され、ロビンやサウロの抹殺を図る展開も考えられます。最悪の想定では、エルバフへのバスターコールすらあり得ます。海軍本部中将たちの艦隊が押し寄せ、島ごと殲滅を狙ってくるという総力戦です。もっとも、それをやれば世界政府は巨人族の力を手に入れるどころか滅ぼしてしまうので本末転倒ですが、追い詰められた政府がどこまで暴走するかは未知数です。もしそんな局面になれば、ルフィが“ニカ”の力で巨人族と世界を救う展開も見えてきますね。太陽の神ニカとして巨大化したルフィが、降り注ぐ砲撃や天罰の光を受け止めてニカッと笑い、「もう誰も死なせない!」と宣言する姿…想像するだけで震えます。
- 伏線回収と新たな展開 – エルバフ編では様々な伏線が張られています。例えばハラルド王の真意や、エルバフに伝わる「古代の巨大施設」「ハーレイ(神典)」の謎などです 。今後数話の中で、戦いの合間にこれらの謎も少しずつ明かされていくでしょう。個人的には、ハラルド王の裏切りが暴露されるシーンで彼の口から「800年前の約束」や「巨人族の秘密」などが語られるのではと睨んでいます。あるいは戦いの決着後、サウロの口から「空白の100年」に関する重大な証言が飛び出す可能性も。エルバフは歴史の鍵を握る島ですから、戦闘と並行して世界の真実に迫るエピソードも進むでしょう。また、ウソップが口にしたエネルの存在も気になります 。今回の何気ない一言が、本当にエネル再登場への布石であればとんでもない展開です。例えば終盤、形勢不利になった騎士団を救うために月からエネルが舞い戻ってくる…なんて荒唐無稽な妄想までしてしまいますが、どんなサプライズがあってもおかしくないのが今のワンピースの盛り上がりです。
以上、妄想たっぷりに今後の展開を予想してみました。もちろん実際の物語は尾田先生のみぞ知るですが、ファンとしてワクワクせずにいられないポイントが山盛りです。ジンベエの奮闘、コロン救出, 巨人族の逆襲、世界政府の切札、そして歴史の謎…。どれを取っても興奮しますし、毎週ジャンプを読む手が震える思いです。1146話はショッキングな幕引きでしたが、そのぶんこの逆境をどう乗り越えるかが物語の見どころとなりました。麦わらの一味の底力と絆、そしてワンピース世界の壮大な伏線回収に期待しつつ、来週以降の展開を楽しみに待ちましょう!
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