モンキーDドラゴン──ゴッドバレー事件が生んだ「革命家」の原点
ゴッドバレー事件はガープやロジャー、ロックスに注目が集まりがちだけど、
実は ドラゴンが“英雄の息子”から“革命の父”へと変わる分岐点 でもある。
目次
① ガープの“正義の限界”を間近で見た
ガープは海軍の中で最も「庶民のために動く海兵」だった。
しかしゴッドバレーでは、
- 天竜人の横暴
- 奴隷制度
- 神の騎士団の非人道的行動
- 世界政府が隠蔽した真実
こうした 究極の“不条理”が一気にドラゴンの前に突きつけられた。
この時ドラゴンは、
「父にどれだけ力があっても、海軍という組織では世界の歪みは変えられない」
と悟った可能性が高い。
これは 革命軍創設の原点 ともいえる大きな気付きだよね。
② “人を救うための強さ”を知った
ロジャーやガープ、ロックスという規格外の怪物を見て育つ中で、
ドラゴン自身は“戦闘狂”ではなく、“守る強さ”を求めるタイプに成長していく。
ゴッドバレーでの
- 奴隷解放
- 無辜の民の保護
- 天竜人の支配からの救済
こうした“救う戦い方”は、後にドラゴンが革命軍を作った時の
軍事力よりも“解放”を優先する思想に直結している。
③ ガープやロジャーの“本当の正義”を理解する
ガープは当時から世界政府に刃向かっていたし、
ロジャーも天竜人の支配を嫌っていた。
この2人の英雄の “正義の在り方”を間近で見ていた若いドラゴン は、
海軍や政府の正義は偽りだと気付き始めた。
特にガープの
「ワシは海軍の“犬”にはならん!」
という思想は、ドラゴンの根に完全に受け継がれてる。
④ ゴッドバレー後、ドラゴンは“海軍入りを断った”可能性
今まで謎だったドラゴンの過去だけど、
最近の描写を見る限り ガープはドラゴンを海軍に入れようとしていた節がある。
しかしドラゴンはそれを拒否。
理由は明確で、
「海軍では世界は変えられない」
と悟ったから。
これはゴッドバレー事件で強烈に刻まれた価値観だよね。
⑤ “自由”と“解放”を求める思想の核がこの時生まれた
革命軍が掲げる理念は
- 民衆の自由
- 天竜人支配の打破
- 不条理への反抗
これはまさに ゴッドバレー事件そのものが生んだ思想。
ドラゴンは「反乱の象徴」になったけど、それはただの反抗ではなく、
ゴッドバレーで見た“地獄の再発”を防ぐための使命感でもある。
結論:ドラゴンはゴッドバレーで“革命家ドラゴン”として覚醒した
✓ 世界政府の闇を目撃
✓ 奴隷制度の最悪の形を見る
✓ ガープの限界を悟る
✓ ロジャーたちの正義に触れる
✓ “海軍では変えられない”という答えにたどり着く
これらの経験を経て、ドラゴンはただの青年ではなく
「世界最大の犯罪者」=頂点の反逆者
へと成長していく。
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