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【ワンピース考察】おでんとカイドウ、横やりが入らなかったら勝者はどちらだったのか?
ワンピース史上でも屈指の“因縁の戦い”である 光月おでん vs カイドウ。
実際の歴史では、おでんがトキを騙った“マネマネの実”の老女に気を取られた瞬間に隙が生まれ、その一撃で敗北しました。
では――
「横やりがなければ、純粋な一騎打ちでどちらが勝っていたのか?」
今回は、作中の描写・時系列・能力差・公式データの解釈などをもとに、可能な限り中立に深掘りして結論を出します。

◆ おでん vs カイドウ:実際の戦闘結果の“前段階”を整理する
まずは、公式で語られた事実から。
●① 当時のおでんは「ロジャー海賊団の主力」
ロジャー・白ひげという二人の怪物と肩を並べるほどの実力者。
特に覇王色の覇気を纏った斬撃(桃源十拳)でカイドウの体を初めて傷つけた唯一の男でした。
●② カイドウは現在とは違い、“成長前”の段階
おでんと戦ったのは20年前。
完全体・四皇としての地位を確立する前のカイドウであり、まだ「ほぼ死なない最強」へと至る前のバージョン。
●③ 実際の戦闘は「おでんの圧勝ペース」だった
・カイドウ軍を突破
・カイドウ本体に深い傷を与える
・カイドウ本人が後に“正面から出れば負けていた可能性”を示唆する発言を残す
この3点だけで、勝負はほぼおでん有利だったことが分かる。
◆ 横やりがなければどうなった?おでんが勝つ理由
●理由①:おでんの攻撃はカイドウの“唯一の弱点”を正確に突いていた
カイドウはタフでありながら、内部破壊系・覇王色硬化の斬撃に関してだけは致命的な弱点を持つことが後に明らかになります。
おでんはこの“カイドウの相性最悪の攻撃”を使いこなしていた。
これはゾロの閻魔覚醒やルフィの覇王色硬化で証明済み。
●理由②:カイドウは明らかにダメージを受けていた
作中で「おでんに負わされた傷」は今でも残っています。
カイドウの伝説級タフネスで傷が残る=当時のおでんの攻撃は“死の一歩手前”まで届いていたことの証明。
横やりさえなければ、追撃で勝っていた可能性は極めて高い。
●理由③:カイドウ側も卑怯だったと認めている
後年、カイドウは酒龍八卦の「悔恨」モードで、
「あの勝ち方には後悔が残る」
と明確に口にしています。
“正面からのおでんには勝てなかった”という心情をにじませたこの描写は、決定的。
◆ それでも「カイドウが勝った可能性」も一応はある
公平性のために、カイドウ側の勝ち筋も整理します。
●① カイドウのスタミナと耐久は異常
20年前ですでに“化け物クラス”。
おでんの決定打は強烈だが、カイドウは長期戦ではほぼ無敗。
短期決着ならおでん、
長期化すればするほどカイドウが有利。
●② 龍形態の全力が描かれていない
当時のカイドウが“どこまで本気を出していたのか”は不明で、
もしかすると未来の技(雷鳴八卦、咆哮系ブレスの連続発射など)は使っていなかった可能性がある。
◆ 結論:9割以上の確率で「おでんが勝っていた」
総合的に見て――
★【結論】横やりなしなら、おでんの勝利は“ほぼ確実”だった。
◇理由まとめ
・実際の戦闘はおでん圧勝ペース
・唯一の弱点を突いた斬撃でカイドウが重傷
・カイドウ本人が“あの勝ち方”を後悔
・覇王色硬化斬撃は当時ほぼカイドウに通る唯一の攻撃
・おでんにはロジャー海賊団で鍛え抜かれた経験と覇気の完成度があった
もちろん、長期戦に持ち込めばカイドウの怪物性も光るため、
勝率100%とは断言できないものの…
勝率で言えば
おでん:90%
カイドウ:10%
くらいのイメージが妥当でしょう。
◆ おでんの敗北が“ワンピース世界”に与えた影響
最後に、この敗北が世界に及ぼした“重すぎる余波”を整理します。
- ワノ国が20年間閉ざされる
- カイドウが四皇として完全に君臨
- 鬼ヶ島計画が始動
- モモの助が未来に送られ歴史の中心人物に
- ルフィがワノ国で覚醒する大きな伏線へ
つまり
「おでんが勝っていたらワンピースの歴史そのものが変わっていた」
というレベルのターニングポイントだった。
◆ まとめ
おでんとカイドウの戦いは、作中でも滅多にない「確定に近い“もしも”」が語れる特別な戦闘。
横やりさえなければ、おでんが勝利しワノ国の20年は存在しなかった。
この事実は、カイドウですら否定できないほど重く描かれています。



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