【ワンピース1168話感想】 ハラルド王は世界政府の闇を何も知らんかった…ロックス、もうちょっと教えてやれよ

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【ワンピース1168話感想】

ハラルド王は世界政府の闇を何も知らんかった…ロックス、もうちょっと教えてやれよ

ワンピース1168話では、エルバフの誇り高き王・ハラルドの“世界政府への素朴すぎる信頼”が改めて浮き彫りになりました。

読者の多くが感じたと思います──
「ハラルド王、世界政府の闇…マジで何も知らんのか?」
「ロックス、もうちょい教えてやれよ…」

この“情報量の差”が、今のエルバフの危機・ハラルドの判断ミスを生む大きな要因になっているように見えます。

本記事では

  • なぜハラルドは世界政府の闇を知らなかったのか

  • ロックスは何をどこまで語っていたのか

  • 1168話で読み取れる「世界政府観のズレ」

  • 今後のエルバフに起こり得る最悪の展開

これらを深掘りして考察していきます。


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■ ハラルド王は“善意ベース”で世界を見すぎていた?

1168話で特に印象的なのは、
ハラルドが「世界政府は平和を守る組織」だと本気で信じている描写。

巨人族の強さ、ロックスによる脅威、エルバフの歴史──
こういった“表の情報”は知っているのに、

世界政府の裏側

  • 奴隷制度

  • 天竜人の特権

  • オハラの虐殺

  • ゴッドバレーの真実

  • 聖地マリージョアで行われている非人道的な行為

  • イム様という“世界の頂点”の存在

これらを、驚くほど知らない。

まるで
「外の世界の闇を断絶された、純粋な王」
のように描かれているのです。


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■ ロックス…お前、何をどこまで教えたんだ?

ここで誰もが思ったツッコミ。

「ロックス、ハラルドに何も言わなかったのかよ!!?」

ロックスは世界政府の闇を誰より知る男です。
それこそガーリング聖(神の騎士団)、天竜人の暴虐、五老星、イム様──
普通なら、エルバフの王に少しくらい共有していてもおかしくありません。

しかしロックスは
“自身の目的に必要な部分しか語っていなかった”
可能性が高い。

ロックスの思想は「世界政府討伐」ですが、それは純粋ではなく
俺が自由になるための世界政府打倒
というエゴが強い。

つまり、ハラルドに教えすぎると…

  • ハラルド自身が“独立して政府と対立”を始める

  • エルバフがロックスの支配から外れる

  • ロックスの計画に不要な方向へ動く

そういうリスクがあった。

だからロックスは、
“都合のいい情報だけを渡し、都合の悪い情報は伏せた”
と考えると非常にしっくりきます。


■ 1168話で露わになった「世界観のズレ」

ハラルド
→ 世界政府=正義。従えば世界から評価され、平和が続く。

ロックス
→ 世界政府=圧制者。利用するか滅ぼすかの二択。

このズレは、今回の1168話で描かれた巨人族の動きにも大きく影響します。

特に印象的なのは
「エルバフ、世界からの評価爆上がり」
の描写。

これは表面だけ見れば“朗報”。
しかし歴史的に見ると、
世界政府に従う王国が最終的にどうなってきたか、読者は知っています。

  • ドレスローザ:放置された悲劇

  • ルルシア王国:消された

  • アラバスタ:内部崩壊

  • ゴア王国:天竜人と癒着

  • ワノ国:開国を狙われた

これらを知っている読者からすれば、
「ハラルド、危ない未来へ自分から突っ込んでないか……?」
と、危機感しかありません。


■ ロックスがもう少し教えていれば、ハラルドの判断は変わった?

結論:大きく変わった可能性は高い。

もしハラルドが

  • オハラの真実

  • ゴッドバレーの大虐殺

  • 天竜人の本性

  • イム様の存在

これらを把握していたら、
世界政府へ“全面服従”という選択肢は絶対に取らなかった。

むしろ
「エルバフ独立」ルート
に傾いていたかもしれない。

そう考えると、
ロックスがハラルドに情報を渡さなかったことは、
今のエルバフの状況を招いた“遠因”でもあると言えます。


■ 今後のエルバフが抱える最悪の未来予測

●① 世界政府からの搾取が始まる

「評価される」=「都合よく利用される」
はワンピース世界の鉄則。

諜報、軍備、兵力などを要求されるのは確実。


●② 神の騎士団が常駐する可能性

ガーリング聖の介入はほぼ不可避。
エルバフの自主性は失われる。


●③ 巨人族の内部分裂

  • 世界政府に従いたい派(ハラルド)

  • ロックス思想を知ってる派

  • シャンクスを英雄視する派

巨人族は今後、確実に割れる。


●④ シャンクス、ルフィ、黒ひげが絡む巨大戦争の舞台に

エルバフは今、
“海賊・世界政府・革命軍”の三勢力が最も狙う土地
になってしまった。

世界最強クラスが集まる“戦場”になるのは時間の問題。


■ まとめ:ハラルドの「知らなさ」が巨大な悲劇を呼ぶ?

ハラルド王は
善良すぎる・純粋すぎる・世界を知らなすぎる。

ロックスは
教えなさすぎた。

この“情報格差”が、今のエルバフの危機を生み、
1168話ではその伏線が一気に回収されつつあります。

今後、エルバフが

  • 世界政府の支配に堕ちるのか

  • 巨人族が反旗を翻すのか

  • シャンクス&ルフィが介入するのか

  • 黒ひげが混ざって大戦争になるのか

ハラルド王の「無知」が物語の分岐点になっていくのは確実です。

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