ワンピース1174話 感想&考察

エルバフ編
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ワンピース1174話 感想&考察(※ネタバレあり)

エルバフ編の空気が、ここで一段ギアが上がりました。
1174話は「子どもたちの危機」というシンプルで最悪な状況が、読者の焦りを最大化させたうえで、終盤に“絵力の暴力”みたいな救いを叩きつけてくる回。怖さと興奮が同居していて、読後の心拍が落ちません。


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1. 子どもが「落ちる」だけで、ここまで恐ろしくなる

今回の恐怖は、強い技や大怪物よりも、状況そのものが作り出していました。
「無力な子どもが」「集団で」「止まれないまま」危険に向かっていく。これだけで十分に残酷で、読者側は“戦闘の勝ち負け”より先に「間に合ってくれ」という祈りに支配されます。

しかも、この手の危機は一度動き出すと、誰かが頑張るほど逆に手遅れ感も増す。だから緊張が途切れない。エルバフの戦いが“派手さ”ではなく“焦燥感”で殴ってきたのが、まず上手すぎました。


2. ソマーズの胸くそが、物語を次の段階へ押し上げた

ソマーズがやっていること(やろうとしていること)は、強い弱い以前に「人間として許せない」方向なんですよね。
相手を倒すためではなく、相手の誇りや未来を折るために子どもを使う。これをやられると、読者の感情は一気に“制裁待ち”に切り替わります。

ここまでヘイトを稼いだ以上、次に来るのはカタルシス。
つまり1175話以降は、「どう倒すか」よりも「どんな形で報いを受けるか」が気持ちよさの中心になってくるはずです。


3. ラストの“揃い踏み”が反則:巨人化ルフィ × 竜ロキ

終盤の展開は、エルバフ編の看板絵を立てたレベルでした。

  • ルフィのギア5(巨人化)が戦場のスケールを一気に“神話側”へ引き上げる

  • さらにロキが竜の姿で子どもたちを受け止める(守る)構図が重なる

この2つが同時に来たことで、物語が「救出成功!」で終わらず、むしろ“ここからが本戦だ”と宣言したように見えました。

そして重要なのは、ロキの立ち位置がここで大きく変わったこと。
ロキは状況次第で「危険人物」にも「英雄」にも振れるキャラですが、少なくとも今回は“守る側”として強烈に描かれました。これだけで今後の読者の見方が変わります。


4. ロキの竜化が示すもの:エルバフ編は「神話の衝突」になる

もしロキの竜が“ただの変身”ではなく、物語の中で神話的な意味を持つ存在なら、エルバフ編は単なる国編じゃなくなります。

ニカ(ギア5)が「笑い・解放」の象徴だとするなら、
竜ロキは「恐怖・支配」あるいは「破壊」の神話として対比される可能性がある。

この対比が成立すると、戦いは強さ比べ以上に“象徴同士の衝突”になります。
エルバフという舞台でそれをやるなら、今後は技の応酬だけじゃなく、価値観や伝説のぶつかり合いとして描かれていくはずです。


5. 次回以降の注目ポイント(考察)

注目①:「救った後」が本番。子どもたちは本当に安全か?

落下は止めた。でも、誘導や拘束の仕組みが残っているなら、根本解決が必要です。
解除条件が覇気なのか、誰かの能力なのか、命令系の上書きなのか。ここが次回の“知恵比べ”になりそう。

注目②:敵側は“もう一段えげつない札”を切ってくる

こういう回で味方側が派手に救うと、次は敵側が釣り合いを取るように地獄を持ってくるのがワンピース。
ソマーズ個人の悪意だけでは終わらず、世界政府側の「全体の意思」が前に出てくる可能性があります。

注目③:誰が“代償”を背負うのか

救いの象徴が揃う回ほど、物語は次に痛みを置きがちです。
誰かが傷を負うのか、エルバフの何かが失われるのか。ここだけは期待と同じくらい怖い。


まとめ:1174話は「焦燥」→「憎悪」→「神話級の救い」の三段構え

1174話は、

  1. 子どもたちの危機で胃を締め付けて

  2. ソマーズの胸くそで怒りを燃やして

  3. 巨人化ルフィ×竜ロキで全部ひっくり返す

この流れが完璧でした。

次回はおそらく「救出の続き」+「反撃開始」+「敵の次の一手」。
ソマーズがどう崩れるのか、ルフィがエルバフの怒りをどう“笑い”で上書きするのか――ここからが本当に楽しみです。

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