ルフィが海賊王になることにこだわるのは、海賊王になって達成したい「夢の果て」があるからです。
その「夢の果て」が何か?というのは明らかになっていません。
そもそもルフィに海賊王以外に夢があるとわかったのはワンピース60巻585話「兄弟盃」です。
しかし、ワンピース1061話まで話しが進んでいますがルフィの夢の果てが何なのか全くわかりません。
そこでルフィの夢の果てについて考えてみました。
ルフィの夢のについてヒントは海賊王ロジャーと同じ夢のようだということです。
ここで気になるのがロジャーは夢を達成できたのかどうかということです。
そこでロジャーが夢を達成できている場合とできていない場合に分けてルフィの夢の果てについて考えていきます。
目次
ロジャーが夢を達成できている場合
ロジャーが夢を達成できている場合は、ロジャーやルフィの夢は他者や世界にあまり大きく影響を与えないということになります。
世界に大きな影響を与える夢であれば、ルフィの夢はすでに達成しているということになるからです。
そのため夢の内容はすごく個人的な夢ということになります。
個人的な夢でありながらおでんやシャンクスの心を掴むというのがなかなか思いつきません。
そのためロジャーの夢は個人的なものではなく世界を大きく夢とし、未達成という結論にします。
ロジャーは夢を達成できていない場合
ロジャーが夢を達成できていない場合を考えていきます。
海賊王ロジャーも達成できていない夢をルフィが達成するということでロジャーを超えるということですね。
ルフィやロジャーの夢が何なのか考えいきます。
少年漫画の主人公のイメージとしては「世界平和」や「平等な世界」などのはイメージがありますがこれは違うと考えます。
なぜならルフィは子供の頃からの夢をずっと追いかけています。
この時のルフィは7歳です。
世界平和や平等な世界というような夢を持つとは考えにくいです。
ロジャーが行ったことも世界平和とはかけ離れています。
ロジャーは大海賊時代を作り、世界の治安をより悪くしました。
海賊が増えることで海軍や世界政府の戦力を削り、世界のバランスを取ったようにも思えますが、平和に暮らす人々にとっては大被害です。
さらに言うならば平和な世界を作りたいのであれば海軍に入る、武力で国を制圧するなど近道がありそうです。
ルフィの夢の果てに対してヒントは3つありそこから導かれるのは「旅行会社」設立です。
誰でも利用できる旅行会社であり、好きな島に旅ができます。
そんな会社をルフィは考えているのではないでしょうか?
その理由を3つ書いていきます。
ルフィの夢の果てが旅行会社設立と考える理由①
ルフィは今までの旅で「自由」に生きることを貫いています。
そして自由を奪われている者達を助けて、自由を奪う者に対して強い怒りを感じています。
このことからルフィは自由に生きるということを信念にしていることがわかります。
自由といえば、経済的な自由なども上げれますが、ルフィはあまりお金お金と言うキャラクターではありません。
そのため必要最小限のお金でも自由に旅行や冒険ができる世界を作りたいと考えていると予想します。
ルフィの夢の果てが旅行会社設立と考える理由②
ワンピースの世界は多くの島が存在しますが、島と島の間には海という危険が立ちはだかっている印象です。
島から島に移動するにはとてもリスクがあるということです。
そのリスクは、自然の脅威や海賊から襲われることです。
海賊王になるということは海の危険にも負けない象徴ということでしょう。
ルフィの夢の果てが旅行会社設立と考える理由③
ルフィは幼い頃孤独を恐れていました。
ワンピース59巻でその気持ちを話しています。
肉親はガープしか存在せず、一緒に暮らしてももらえません。
子供の頃から遠く離れた会いたい人(ルフィの場合はガープ)に会える仕組みが欲しいと考えてもおかしくありません。
ルフィの夢の果てが旅行会社設立と考える理由④
ワンピースの作者である尾田栄一郎先生の言葉にヒントがあります。
ホンマでっか!?TVという番組の質問で、ワンピースの連載が終わったら尾田栄一郎先生は何をするかという質問に対して、「世界中を旅行する」と答えています。
このコメントからも、旅をするということに意識があることがわかります。
人の多くは旅をしたいと考え、ワンピースの世界でもそういった世界観があると考えます。
ルフィの夢の果てが旅行会社設立に対して
ルフィの夢の果てが旅行会社設立であれば海軍に入らなかった理由もわかります。
また、ルフィの夢の果てを聞いたキャラクターの反応にも納得がいくと考えます。
最後に
ルフィの夢の果てがわかるのはワンピースという物語が終わってしまう時だと考えます。
ルフィの夢の果てが早く知りたい気持ちとワンピースという物語がいつまで続いてほしいという複雑な気持ちになりますね。
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